転職を考える際に、転職先の分野の資格をとっておくと有利になると考える方は多いだろうと思います。
当然ですが、弁護士や医師や会計士などのように、その資格がないと仕事ができない職業では資格は必須条件となります。

 

もちろん、必須ではない資格でも、それを持っていること自体はマイナスにはなりません。
ときには就職活動をスムーズに進めるための武器になるでしょう。
しかし、例えばIT業界に転職したいからIT関連の国家資格を取得したとしても、その困難に応じた見返りがあるとは限りません。

 

IT業界の国家資格としては、基本情報技術者試験やソフトウェア開発技術者試験などがありますが、それがなくても仕事はできます。
IT業界の人たちに行ったアンケートでは、IT関連のなんらかの資格を取得している割合は6割弱という結果が得られています。
資格を取得している年齢層は若い世代ほど多くなっているようです。

 

資格を取得している人たちに、資格を取得した理由を尋ねたところ、一番多い理由は自分の知識やスキルを客観的に評価できることでした。これと関連して就職や転職に有利だからと応える人も多くいました。

 

一方、資格をまったく取得していない人たちに、資格を取得していない理由を尋ねたところ、一番多い理由は業務が忙しくて資格取得の時間がないことでした
それについで、多かった理由が昇給や給与査定に影響がないことでした。
これは資格に注目していない企業が多いことの表れかもしれません。

 

就職や転職を考える際に、資格をとれば有利になるとつい考えてしまいがちですが、企業や業種によってはあまり資格を重要視していない場合も多くあることを考える必要があるかもしれません。

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